キキウェル:菊本 聞き方のヒント8 

 

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(株)kikiwellキキウェルメンタルヘルスサービス
代表カウンセラーの菊本裕三です。

こんばんは。
つーわけで、前回の続き。

事実よりも気持ちや感情が大事と言う事は何度も言いました。
そこにも落とし穴がりますが、その落とし穴とは、例えばクライエントが
「会社の同僚に頭に来てさ-」と言ったとします。

頭に来ていると言っているから、頭に来ているという事はわかります。
ここでまず間違えてはいけないのが、「頭に来る」と言う言葉をこちらが勝手に
「腹立たしい」や「怒っている」などと勝手に変換しない事。

僅かな差ではあるが、非常に大事です。
この「頭に来る」と言う言葉は、100%頭に来るという成分で
成り立っていることはまず稀です。

「頭に来る」の成分を調べると、頭にくる65%、悲しい20%、明日会社に行くのが怖い10%、愚痴ってる私5%。。。
このように色々な気持ちや感情の合計が100%で、その中では頭にくるが一番多いという事です。

ですから話を進める中で「頭にくる」ことだけについて聞いていると、それほど長くお話は続きません。
クライエントも他の成分を話せない事で不満足な結果となり、クライエントとカウンセラーの二人とも不幸です。
ですから、「頭に来る」と言う事だけを処理しようとすると、ほかの気持ちや感情がおろそかになり、
いわゆるダメな聞き方となります。

色々な成分を聞き出し、それを順番にほどいていく感じとでも言いましょうか、
これは現場に出ないと解りません。私達が一番苦労しているところでもあります。

これから勉強しようとする方も、すでに傾聴やカウンセリングの勉強をしている人も、
机の上ではいくらでもできるような気になります
しかし、人対人となると机上のお勉強は全て吹っ飛びます。

クライエントが言葉にする代表的な感情の言葉、これ自体が罠であり、
ここにはまると他の気持ちや感情がくみ取れません。

くれぐれも落ちないようお気をつけください。

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category: 聞き方のヒント

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