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私は意地悪だな。 

 

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(株)kikiwellキキウェルメンタルヘルスサービス
代表カウンセラーの菊本裕三です。


今日、美容師時代の友人に誘われ、昔(20代だった時)の同期や先輩、後輩と食事をした。

皆良い感じに歳をとり、話しが弾んで少し昔の頃に戻った時、彼女が現れた。

その彼女とは、私が美容の世界に足を踏み入れたときのお店の先生の奥様だ。

かなり歳をとられていたが、背筋も伸びてこぎれいにしていて、変わらないなと思った。

実はこの奥様、私の事が大嫌いだったのだ。

お店に入った頃はそんなことなかった。むしろ好かれていて、買い物に付き合わされたり、
一人暮らしだった私はお店が終わってから、よく食事にも連れて行ってもらった。
勿論、変な関係ではない。旦那様である先生からも「付き合ってやってくれ」と
言われるくらいなのだ。

ところがある日、お店でその奥様のことを歌った替え歌を私が熱唱していたら、なんと
私の真後ろに奥様は立っていた・・・。

奥様は見る見る顔色を変え、泣きながら店を出た。「やばいなあ」そう思ってしばらくして自宅に
謝りのお電話をしたら「あなたとはもう金輪際口を聞きたくない」そう言われた。

次の日から地獄の日々だ。奥様はマネジャーなので現場の仕事はしない。だから毎日
お店に来なくてもいいのだが、次の日は朝からいて、私が「おはよう御座います」とお店に
入っていくと、「よく来れたわね」とすごまれた。

こうして地獄の日々が始まった。地獄の場面が多すぎて面倒だからここには書かないが、
それから一年ほどで店をやめて、自分のお店を持って間もない頃、原宿の福禄寿という中華屋
でばったり会った。そのとき私は「○○先生、その節はお世話になりました。今独立してやっております」といったら、「あなたまだこの世界にいたの」と言われた。

そのとき「この人本当に俺の事嫌いなんだな」と思った。

でもって今日。私を見つけると、「あら、あなたが来るなら私来なかったのに。嫌いな人と
食事をしても楽しく頂けないでしょ」と言い放ったのだ。

私ももういつまでも言われるのがしつこくて、めんどくせーなあと思ったから。
「○○先生。私を嫌うのはかまいませんが、私があなたの事を好きだとでも思ってらっしゃるのですか」と言ってしまった。

それから彼女は一番離れた席に座り、一回も目を合わさずにお開きになった。

自分が好きな人に「嫌い」と言われたら残念だけど、普段思い出しもしない程、眼中にない人から
「嫌い」と言われても、なんともない。
むしろお互い様で良かったとさえ思う。
でも今から思うと、私と一回り以上年上の彼女にあんなこと言っちゃって、悪かったなあって思う。

なんか、ご老人を虐めたような気がした。


聞き上手倶楽部代表 菊本裕三

category: 菊本あれこれ

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