「聞く技術」⑲ 

 

staff_profile_pic_k01.jpg
(株)kikiwellキキウェルメンタルヘルスサービス
代表カウンセラーの菊本裕三です。

こんな時間にブログを書いてるのは、最近会社に行く前に電話をいただくことが増えたから。
「行きたくない」「行けない」「どうやったらいけるか」など、緊急の電話。
 
しかし、みんな責任感があって、行かなくちゃ行けないと思っているところは本当に尊敬する。
行かない人はそんなこと思わないから。
 
行けたかなあ。行けたらいいなあ。
 
と言うわけで「聞く技術」この前は質問だったけど、これは難しいね、やっていても難しいと思うから。
でもって、今日はその質問から得られた答えついて。
 
この答えの分析をしながら話を進めるわけだが、これがまた難しい。
 
たとえば色々話をしていると、話の相手は「毎日忙しくて時間が無くてもうへとへとです」といったとする。
こちらが「毎日仕事以外に何がそんなに忙しくて時間が無いのですか?」と聞く。
「仕事から帰ってきて色々とやることがあって。先ず犬の散歩してから、体力維持のためにジョギングして、ゲームしてからネットでその日の魚の釣れ具合を見てると、あっという間に寝る時間なんです」といったとする。
 
あなたはこの答えをもらって何と言いますか?
「いい歳こいてゲームはやらなくてもいいんじゃないですか?」って言う?でもそれが一番だめな答え。
 
上のケースは私だけど、確かにゲームやネットでその日の釣果を見ることは無駄なことだ。
でもそれらはやらされているのではなく、やりたいことだから睡眠時間を削ってまでやりたいのだ。
 
話を聞く側は、どうしても正義やモラルや道徳などに基づいて答えを出すが、それはすべて話す側のためになっているとは言えない。
上の例で言うと話す人がやりたいことをやっているのに、「ゲームはやめといたほうがいいんじゃないですか」なんて言ったら、もう話す側は「これ以上は言わない」と思ってしまう。
相手を否定しないとはこういうことなのだ。
私だって次の日が早かったらゲームなんかしないで寝る。
 
この場合なら「自由自在に生きてますね」でいいのだ。思い通りに生活しているではないか。
何度も言うが人の行為はほとんどが無駄なのだ。食べるものを“栄養を取るため”だけのものならば、ヨーカドーにあんなに食べるものなんか売っていないはずだ。ケーキなんて作られるはずも無い。
それほど無駄に囲まれているのに、人の無駄は正義の下にジャッジを下す。
 
もし話し相手にそんなこと言われたら、「腹が出てきたくせに、もしくは不細工なくせに、そういう事言うのはこの口か?!」と言って、口をつねってやれ!!
 
キキウェルメンタルヘルスサービス
菊本裕三
 
 
 

category: 聞き上手倶楽部誕生秘話&聞く技術

tb: 0   cm: 0

△top