電話相談。でも相談内容の答えはすでに出ている!? 

 

この男性は、会社で何か新しいプロジェクトの責任者で、その任が重く、自分に向いていないのではないかと言う相談のお電話でした。

まずは、この男性のお仕事の内容、ご自分がやりたいことを聞いているうちに、こちらが質問していないのに、このプロジェクトに賭ける思い、自分で認める自分の弱さそして強さ。その他諸々およそ30分間喋りつづけました。

その間、私はただ聞くだけ、もちろん批判も、否定もしません。全てを聞きました。

そして最後には、ご自分でこの仕事をやり遂げてみせる。と言うところなで行きました。

相談者と言うのは、ほとんどの場合すでに答えを持っているように思います。

ただ、相談者を取り巻く家庭だったり、上司だったり、同僚だったり・・・。これらの事柄がまるでもつれた糸のようにぐるぐる絡み合って、結局どうしたらいいんだろう・・・。
になってしまっているように思います。

お電話で話をしているうちに、だんだん頭の中が整理されて、またやる気になっていく。

私に話をするだけで絡み合った糸がドンドンほぐれて、最後は自分が最初に思っていた仕事に対する気持ちを自分で探し出す。これが重要です。

相談を受けて、「こうしたほうがいい」とか「嫌な取引先の担当と上手に付き合うコツはね」などと言うのはこの相談者の仕事の今までの積み重ねを否定しているに過ぎない。

そのようなことは、安いビジネス書でも読んだほうがいい。「成功するコツ」とか「人を動かす方法」なんかがたくさん書いてある。

ビジネスマンならみんなしっていることだ。

迷っている人にはその人の“ブレ”を直してあげる煮が最良だと思います。

その“ブレ”を直せば、その人の初心を思い起こします。人が後から貼り付けたものは、そのひとにあまり有効だとは思いません。

ただ話をするだけで、そのブレが治ります。本当です。


            
             聞き上手倶楽部代表 菊本 裕三
           

category: お話事例

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